生涯教育(東部地区)に参加して

 今年も広臨技生涯教育講座が始まりました。毎年、東部地区では全5回のうち奇数回は福山医師会館で、偶数回は尾道市民病院で開催されます。 第1回目が5月24日(木)に『歯医者へ行こう』と題して歯科口腔外科医師の中野誠先生を招いて開催されました。今回は申込み人数の約半数ほどの103名の方が参加され、熱心に先生の話に聞き入っておられました。 「人生最後の食事として何を食べたいですか?」という質問から始まり、歯周病、口腔ケアについてと自分自身の健康管理に役立つ内容ばかりで、あっという間に時間が過ぎていきまいた。歯周病は歯を失う原因になるだけでなく全身の健康に影響を与えることや口腔内の細菌が死因となり得る誤嚥性肺炎を引き起こすことなど、改めて口腔ケアの大切さを感じました。私もセルフケアを見直すとともにさっそく近くの歯科で定期健診をうけて『かかりつけ歯科』を見つけようと思います。 内容は毎回、専門に特化せず昨年度のアンケートなどを参考に決められたテーマで開催されます。日頃あまり関わりのない分野の話が聞けるチャンスになるかもしれませんよ。 また講座のはじめにも説明がありましたが、参加すると日臨技生涯教育研修制度に基づいて日臨技の各種認定試験の受験資格に必要となる基礎点が20点つきます。基礎点がつく研修会は少ないそうなので今年参加していない方も来年はぜひ参加してみませんか。(広報部 大越)