2019年8月10日(土)15時から広島市民病院9階で新入会員オリエンテーションが行われました。
米田副会長の挨拶から始まり、森田会長から日本臨床衛生検査技師会・広島県臨床検査技師会の倫理綱領や歴史、最近の取り組み(検査説明ができる臨床検査技師育成研修会、熊本DVTエコーなど)、日本臨床検査技師連盟の活動についてお話しがありました。
次に、箕岡組織調査副部長より広臨技の組織図の説明、ピンクリボンdeカープやリレーフォーライフ、検査と健康展などの活動報告説明がありました。
学会関連では、昨年西条で行われた第36回広島県医学検査学会や七夕学会などの紹介があり、行事の雰囲気が伝わるように多くの写真を用いて説明されていました。懇親会で利き酒No.1を獲得されたそうですが、その写真がなかったことが残念だったそうです。私も写真見られず、とても大変残念です…。
丹下技師(元広島県臨床検査技師会 会長)より「次世代を担う臨床検査技師に渇望する事!!~爺の呟き~」として『まず、臨床検査技師(医療人)である前にひとりの「人」であり、「社会人」であれ!!』と、“マナーやモラルを守る”、“挨拶をする”、“時間を守る”、“あたり前のことを当たり前にできるのは最低限である”など社会人として必要なことをお話しされ、マイナビアンケート『新人に期待すること』や日本能率協会が調査した「理想だと思う上司・先輩」など、新人さんだけでなく、技師として年数を経た人も対象として話をされました。
私も気付けば技師歴数年になり、“新人技師が理想とする先輩になれているのか?”と自問し、思い返すと反省する点の方が多いなと、深く考えさせられるお話しでした。最後に、新入会員の皆さんに贈る言葉として、『自分自身を裏切らない努力の姿勢が、未来の結果として現れてくる』と将棋棋士 羽生善治さんの言葉で締めくくられました。
続いて、先輩からのアドバイスということで、広島大学の野崎晶太技師(技師歴3年目)が「夢や目標を見つけて自分から積極的に活動していくこと」、県立広島病院の山口夏生技師(技師歴2年目)が「①きちんと挨拶する、②わからないことをきちんと解決すること」を新人の時から現在に至るまでの経験を踏まえ、しっかりと話をされており、新人さんにとってこれから社会人生活を送る中でとても参考になるお話しだったと思います。
メールマガジンや広臨技HP紹介の後、役員紹介は行わず、集合写真の撮影をし、2次会会場、中華料理屋さんへ移動しました。
お店に入ってすぐは「どこに座ろう…」とおどおどとされていた新入会員さんも、会の半ばあたりで自己紹介を終えた後、各テーブルに写真撮影に伺った際には、「お邪魔してすいません…」と思ってしまうほど、各テーブル盛り上がっており、みなさんとても楽しそうでした。
今日のことを忘れず、これから色んなことに挑戦し、辛いこともあると思いますが、頑張っていただきたいと思います。皆さま、お疲れさまでした。
広報部 貞末智美